サブカテゴリ:夜な夜なBarめぐりウワサのChueca(チュエカ)に潜入!

マドリッドでは今Chueca(チュエカ)が熱い。
と聞いたとき、最初はわが耳を疑った。えー、うっそでしょ。Telefonica(電話局)の裏手のチュエカといえば、昔はそりゃあ荒んだエリアで、昼間から売春婦と麻薬中毒者しかいないようなところだった。
ところが今ではゲイのメッカと化していて、おしゃれな発信地に変貌しつつあるというのだ。
ゲイといえば、今スペインはゲイ文化も熱い。スペインはつい最近ゲイの結婚が法制化されたこともあり、ゲイの方々は今が旬!行け行けどんどんなんである。
しかも、Chuecaで今一番注目されている店はBAZAARというレストランとのことである。そりゃあ行ってみるしかない!
経路は電話局脇のFuencaral(フエンカラル)通りを選択。この通りだって以前は昼なお暗い薄汚れた小道で、やっぱり昼間から売春婦と麻薬中毒患者しか歩いてなかったはずだ。ところが今じゃちょっとした原宿竹下通りと化しているとのこと。
冬の日が暮れるのは早い。友人とはまったり気分のお気に入りバル、Museo del Chicote(エル・チコーテ)で待ち合わせ。このバルはアルモドバルの映画でもちょっと有名になりましたが、相変わらず脱力した空気が流れていて心地良い。
しかし、今日はまったりしている場合ではないのであった。ビールを飲むのもそこそこに、鼻息荒くいざ出発!
角を右に折れるとそこはフエンカラル・・そして、フエンカラルは変貌していた。
右も左も若者向けのブティックや雑貨の店がすずなりで目移りする。しまいにはスターバックスまであって、ここはどこ・・・?
チュエカの広場には・・・いました、いました。ゲイのカップルが!誇らしげに手をつないで歩く姿はこの世の春、って感じです。
問題のBAZAARは・・というと。
小暗い危険な感じの通りの一角にやたら行列が出来ている。その先にあるのがBAZAARの看板だった。
開店前からスペイン人を並ばせてしまう店!信じられません。
開店とともに怒涛の波となって乱入後、なんとかテーブルを確保。
全体に白くておしゃれな店内だけど、特にめちゃくちゃ奇抜、またはクールってほどでもない。
周りを見渡せばいわゆる普通のカップル(男女のカップル)が多くて、わたし達と同じやじ馬根性なのかな。でも、男同士、女同士の客も中にはいて、事実はどうか分からないが、みんなゲイに見えて来てしまう。わたしの左脇には男の子4人のグループ。合コンかな?となぜかわくわく。友人も調子に乗って「あの襟の立て方は絶対ゲイや!」と日本語で豪語。聞こえるっつーの。
肝心のレストランとしての実力ですが、ワインの品揃えは普通。食事は・・・これが残念ながら中の下ってところでした。これにはちょっとがっかり。エスニックな創作料理っぽいものが多く期待値高かったけど、おいしいと言えるものは発見できず。そうは言ってもその素材には海苔まで登場していたのにはびっくり。寿司人気はスペイン人に海苔まで食べるようにしてしまったんですね。
フィリピン人の大柄なオカマが愛想と色気をふりまきながら店内をとりしきっており、彼女と会えただけでもチュエカに来た甲斐があったってもんです。
・・・
ところで帰りはすっかり弱気になって、店でタクシー呼んでもらって帰りました。
なぜなら来る途中で大柄なモロッコ人達に付狙われて怖~い思いをしたからです。首絞め強盗も最近多発しているとか。
チュエカに突撃潜入ルポするなら、心から気をつけて行ってくださいませ!
<小沢早百合>
(残念ながらピンボケですがこんなロゴでした↓)



