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サブカテゴリ:光月子の飲んだり食べたり旅日記今年もバレンシアの火祭り<ファージャス>へ行こう!

光月子の飲んだり食べたり旅日記


はぁー・・・・と突然ですが、ばば殿が逝ってしまいました。
「サンティアゴ巡礼へ行こう!」を読んでいただいた方にはお馴染みのばば殿でしたが、元旦にインフルエンザをこじらせてから、あっという間に逝ってしまいました。
で、私もあっという間にサンティアゴ巡礼に行くことにしました。その後は、例年恒例のFallasバレンシアの火祭り、でもって、その後というか、サン・ホセの日の夜、市庁舎前で最後のFALLAファージャ(巨大はりぼて人形)が燃えている木曜日深夜1時は、もう聖木曜日、JUEVES SANTO フエベス・サント。
今年は、火祭りもセマナ・サンタも一緒に楽しめちゃう、お得な日程なんです。ワーイワーイ。

スペインのセマナ・サンタと言えば、KKKクー・クラック・クランまっつぁおのとんがり帽子隊の大行進。
キリスト受難の山車を裸足で引き、キリストの苦行を偲ぶ、辛い苦行。小さな子供も暑い中(そう、この時期セビージャはもう暑い)、とんがり帽子の中から顔を出し、水分補給しないと倒れちゃいますよね。お稚児さんと同じで、人気の山車を持っている、例えばマカレーナのマリア様なんかは、苦行に参加したい人が順番待ちの大行列。お金+コネが飛び交う世界なのです。金を払って辛い思いは・・・・ちょっとねぇー・・・・

同じお金を払うなら、バレンシアの火祭りでマリア様への献花パレードに参加した方が、絶対イイわぁーと思っているのは私だけかしら?? 辛いのはイヤイヤ。楽して美味しくが私のポリシーですわ。

毎年、献花パレードに参加しているFALLERA MAYORの私、光月子ですが、今年は巡礼の荷物がいっぱいで、FALLAの衣装が入らない。仕方がないので今年は見物だけ、と諦めました。きれいな御べべを着て、人々の視線をいっぱい受けて、スター気取りで楽しいのに・・・・・うっう、悲しい。

仕方がありません。あの衣裳はスーツケースの半分以上占める、そして、重い衣装なんです。厚織りのカーテンがドレスになったようなものです。有名な「風と共に去りぬ」でスカーレットがカーテンでドレスを作ったでしょ。あんな感じでどっしり重厚。肉厚で、スーツケースが埋まるのです。重い・・・

が、しかしー、パレードに参加しなくても食べることには参加しなくては・・・PAELLAはバレンシア発祥のスペインを代表する食べ物。モリモリ食べなくっちゃね。

前に菅原さんが書いていましたが、正統パエジャ・バレンシアーナPAELLA VALENCIANAには、そうです、魚介類なんて贅沢な物はないのです。えー、どうしてぇー??バレンシアは海に面しているの???? 

その代り、正統パエジャ・バレンシアーナには入っていなければならない三種の神器があります。まず第一に豆。最初にPAELLA VALENCIANAを食べたら、きっとびっくりするくらい、豆ばかり、コメより豆の方が多い。豆だらけ。
これで、ピンと来た方、頭がいい。そうです、
江戸時代、お百姓さんたちは、お米なんて食べていなかったでしょ。
粟、稗を混ぜたご飯。米はちょっと。あれと同じで作物があまり採れなかったバレンシア。今でこそ米どころバレンシアと有名ですが昔は貧しい農民。彼らがありったけの材料を入れて鍋で作ったのがパエジャ。ちなみにパエジャとは、あの鍋PAELLERAを使う料理のことですわ。

第2にウサギの肉。これもたまたま近くで捕まえたウサギをそのまま鍋に入れたのでしょう。豚や鳥ではありません。
ウサギさんの肉が大切。共食いになっちゃうって気にしている方、大丈夫ですよ、ウサギには変わりません。なぜって、毎年食べてる私が大丈夫だからですわ。うふ、私はウサギ歳。やっぱり、可愛いでしょ、兎みたいに。よく言われるんです。自分で言っておかなくっちゃいけませんね。

第3にかたつむり。でんでん虫虫蝸牛。これも雨後の筍の如く、雨の日の次の日は、大盛況ですもの。労少なくて功多いって感じで、獲れまくりますものね。

お分かり頂けましたか? 皆様が食べている魚介類入りのパエジャが贅沢品だということが・・・・
だからか?どうかはわかりませんが、バレンシアーノは魚介類を煮て出ただし汁で作った,具のないPAELLA?ARROZ A BANDAアロス・ア・バンダが大ー好き。
最近は、健康志向からか、バレンシア人の多くが、ARROZ de VERDURASアロス・デ・ベルドゥーラスという、野菜のパエジャがお気に入り。勧められるけど、あんましぃ・・・・。
スペイン人は、というか、欧米人はあまり野菜を食べないから今、流行りなんでしょうが、日本人にはチャーハンの方が、美味しいってなことになる代物です。

バレンシアは米どころだから、コメ料理は様々。まっピンクのパエジャもあるんですよ。
合わせるワインはやはり地ワインでDOバレンシアを楽しみましょう。ただ、お祭りの時は、何処もかしこも
お祭り値段。グラスも紙になったりと、本来の良さを体現できないと思います。20日の日もバレンシアに
泊まってみると、静かなバレンシアと街の良さがわかりますよ。

そうそう、忘れてはいけないのは、ブニュエーロ・デ・カラバッサ。ブニュブニュ食べて太りましょう。
くっくっく。美味しい物を食べていられるうちが花ですよ。


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<中谷光月子>


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