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光月子の飲んだり食べたり旅日記


秋です。実りのそして食欲の秋。夏に痩せられなかった私はまた今年も秋になり、デブになっていくことは必至。困ったことだ。
その上、明日からは恒例のサンティアゴ巡礼のツアーが始まります。

フランス側サン・ジャン・ピエ・ドゥ・ポールからピレネーを越えて、巡礼路を少しずつ、いいとこ取りしながら歩き、最後の100キロは全部歩くというこのツアー、巡礼で辛い!と思いきや、めちゃくちゃ美味しいツアーなのです。それも実りの秋。当然葡萄がたわわ。

つまみ食いにも絶好の季節到来です。そう、巡礼路は巡礼で疲れた旅人をもてなすために葡萄も取り放題。家主がいたら、房ごと頂けちゃいます。巡礼にはみんな優しいんですもの。
さすがに家主がいないときは一粒一粒摘み食いですけど・・・・・
今年の葡萄の状態はいかがかしら???

巡礼路は食べ物盛りだくさん。ナバーラはぶっとい白アスパラガスやでっかい赤ピーマン、芯だけみたいレタス、コゴージョの産地。

リオッハ州に入れば、ワインの大産地。
州都ログローニョの葡萄収穫祭ももう間近。今年のワインの出来は・・・。ラ・マンチャは今年集中豪雨で葡萄畑が田植え状態になっていたけれど、リオッハは大丈夫かしら???
まぁ、摘み食いすれば、すぐにわかりますわぁー!!うふ。

巡礼路に戻って、リオッハの次はカスティージャ・イ・レオン。ご存じメセタの大地。やせた羊ばっかり。ニュージーランドの丸々太った羊と違い、スペインの羊は少ない草を求めて三千里。マルコ少年のように歩かなくてはいけないから、痩せてるんです。
だから身が引き締まって美味しいんですョ。合わせるワインは勿っち論、リベイラ・デル・ドゥエロ。たまりませんわぁぁぁぁー。

で、最後はガリシア州。魚介類の宝庫ガリシア州は旨いもの満載州。リーアスと呼ばれるリアス式海岸の名付け親になった海岸線は、海と河が混ざくりあっている自然の漁場。
ここで貝の養殖がされています。タンカーが座礁して一時はもうガリシアの魚介類は滅んだか!と絶叫ものでしたが、地元の方々の努力の賜物で、元に戻った美しい海。

ALMEJAS NATURAL アルメッハス ナトゥラルは読んで字の如く、あさりの生。理科の時間で習った入水管と出水管が並んだあさりにレモンをかけると、くねくねあさりのダンスが始まります。
生きたままのあさりを口に入れ、はがれないぞ!と頑張るあさりを無理やり貝殻からはがして食べる。コリコリ、コリコッリと貝の甘味が口いっぱいに広がります。いちいち剥くのが面倒なペルセベス。ナイフに似ているから名前が付いたナバッハ貝。

至福の時が訪れます。悶絶しちゃいそう。
ピレネーを越えて聖地サンティアゴに着いた巡礼だけが味わえた幸福を今では飛行機ピューンで味わえちゃいます。
でも歩いて着けば、美味しさも倍増です。今度は何を食べようかな!!! 
次回は今回のツアーで食べたものをご報告しますね。
至福の味を手に入れに皆さんも是非ぜひガリシアにお越しください。
し・あ・わ・せ。

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ナバッハ

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ペルセベス


<中谷光月子>


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