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光月子の飲んだり食べたり旅日記


夏だ!夏だ!夏が来た!と日本も8月に入りようやく本格的に夏がやってきました。ヨーロッパはもう随分前から記録的な暑さに襲われていて、死人が出ているところもあるという恐ろしさです。
さて、夏といえば、やはりビール。ビールが旨い。
最近ではあのワイン大国おフランスでもビールを飲む人が急増していてワインが売れず、おフランス人があせって中国に売り込みを開始したとかいう噂もあります。何ていっても新しく大統領になった猿の腰掛の親戚のようなサルコジ大統領が水しか飲まないっていうんだからおフランスも未来は暗いかも・・・・
しかしスペインは違います。スペインだって、夏はビール!ビール!とまずは、一杯ビールで乾杯!ではありますが、夏だって、ワインは美味しい。そう、夏には夏のワインTINTO de VERANOティント・デ・ベラーノが待っててくれるのです。
何これ? ティントはスペイン語で赤ワインのことだけど、ベラーノは夏。夏のワインって??? そうそう、夏に冷えていない赤ワインを飲むのは、咽喉越しがいまいち・・と思いますでしょ。
だから、スペイン人は考えた。赤ワインに冷えたガセオサを入れることを。よーく冷えたガセオサ(スプライトみたいなの)やファンタ・リモンで赤ワインを割ると、程よいヒンヤリ感と甘味でゴクゴク飲めちゃう。子供の飲み物って言われているけど、夏は大人だって、ぐびっ、ぐびっと飲んじゃう。
とりあえず、まず喉をうるおし、それから先は白でも赤でもビールでもお好きなものを飲みましょう。
ビールをガセオサで割るCLARA クララというのもありますよ。
普通のビールより色が明るくなるので、クララと呼んでいます。
この赤ワインやビールのガセオサ割ですが、隣国おフランスの人も飲むんですよ。でもちょっと違う。何故なら、おフランス人がワインと一緒にコーラ、ガセオサを買う時は、子供や下戸がいないなら、理由は一つ、買ったワインの味が不安な時。
値段の安いワインの時は、もしかしたらすんごくまっずいかも知れないので、安全のため、コカコーラを買うんです。
で、どうするかって、不味けりゃ、割るんです。
ボルドーに住んでいた時、おフランス人に教わったテクです。
ワインの安いボルドーだけに種類もめちゃくちゃあったので、知らないワインを買う時にはちゃーんと、コカコーラも買いましたわ。
でも、やっぱり夏はビールよ! というビール党の貴方。
夏のビールは本当においしいですよね。特に夏の闘牛場、SOLで飲むビールはビーチで飲んでいるよう。そう、夏の闘牛場、SOL(日向席)は暑いのです。暑いのなんのって、尋常ではありません。普通闘牛は闘牛場のアレーナがSOLとSOMBRA、日向と日蔭に半分ずっこに分かれる時間に始まり、SOL日向席もSOMBRA日蔭席になるくらいに終わるというのが普通です。が!が! 夏のアンダルシア、そんなこと言っていたら、深夜に闘牛なんてことになりかねません。だから? そう、太陽がカンカンに出ている19時半に始めるんです。お分かりになりますでしょ。
SOL席は初めから最後までカンカン照りの中。座布団をケチったら人間陶板じゅーじゅー肉が出来上がっちゃう。チリッチリッに焦げた石のベンチがお待ちかね。短パンなんかで行ったら、さぁ、大変。
真面目に闘牛見ている人もサン・オイル塗ってビーチ代りの人もビール売りの親父の「CERVEZA,COKA, FANTA」の声に敏感に反応する。ビール、ビールあちこちから声がかかる。暑さですぐに蒸発するから、酔わずに何缶でも飲めちゃう。
闘牛が終わったら、バールに直行。ここでもビール、ビールとビールの大合唱。やっぱ、夏はビールに限りますね。
夏は、闘牛もシーズン。ビール片手にスペインの国技闘牛も見ちゃいましょう。終わったら、隣の葉巻親父やピパ親父とバールで楽しい日西交流。奢ってくれるかもしれませんよ。
SALUD!!!

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