サブカテゴリ:カパパカカバ・ボイコット運動の成り行き

明けましておめでとうございます。
無事2007年を迎えることが出来ました。
昨年最大のカバに関する話題は、カバのボイコット運動の衰退でした。おかげで、クリスマス直前の予想によると、カバのスペイン国内消費は前年比、6%増が見込まれるとのこと。2004年、2005年とカバ・ボイコット運動のために大きく落ち込んでいたスペイン国内需要にあえいでいた多くのカバメーカーにとっては久々の朗報です。
そもそもこのカバ・ボイコット運動、何かにつけて不協和音を響かせていたカタルーニャとマドリッドに端を発しています。カタルーニャ州政府の政権交代によって、独立志向の高まる中、一人の政治家の失言がきっかけで起こった「カタルーニャ憎し」の声がいつの間にか「カバ・ボイコット」にすり替えられてしまったのです。前後して、レアル・マドリッドの本拠地サンティアゴ・ベルナベウでバルサがレアルに圧勝したことも、感情問題を煽ったとか......。
全体の数パーセントを造っている、カタルーニャ以外の造り手のカバは欠品状態が続き、商品のだぶついているカタルーニャの造り手がボトルを他産地に横流ししていたと言う噂もささやかれました。
カバは、国内消費の半分がカタルーニャで、残りの半分がその他の地域で消費されています。カタルーニャでは、カバは日常のワインとして認知され、食事を通して飲み続けることもごく普通の光景です。しかし、それ以外の地域では、まだまだ乾杯用のワインと思われており、その半分がクリスマスの時期に飲まれています。
スペインのライフ・スタイルの変化とともに、変わりつつあるスペインの食事。以前より、小さなポーションで多くの食材を楽しむようになっているように見受けられます。こういった食事にあわせやすいのは、ロゼや泡物。ロゼもここ3、4年見直されつつあるようですし、カバも真価をもっと発揮してもらいたいものです。<カババカ>


